唐戸特別

レース展開

アイオシルケンが一団を先導、そのあとにグラブザフラッグが続く

アイオシルケンが果敢に端をきり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にグラブザフラッグが続く。そのすぐ後ろ、レトロロック、アンバーグリスキー、ビオラフォーエバーらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、クールジョーカーは中団前め。マイネルスパーブ、コパノハミルトン、マイネルプレッジ、キングパールらは中団後方の位置取り。ファシーノとセフィーロは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはモンテエクリプス。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはウインアーマー。少し離れたどん尻にクローディオがいる隊列で最初のコーナーを通過。

唐戸特別、レトロロックが天賦のレースセンスを活かした鮮やかな取り口で久々の勝利

先頭はアイオシルケンでリードは半馬身。2番手にグラブザフラッグが続く。その直後、ビオラフォーエバーが3番手。1馬身離れて、マイネルスパーブ、レトロロック、アンバーグリスキー、マイネルプレッジらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはグラブザフラッグ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のレトロロックが強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、2番手の位置から持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたグラブザフラッグが続き、2着と3/4馬身差の3着には、後方2番手の位置から妙々たる末脚を披露したクローディオが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のマイネルプレッジが入線、さらに1馬身差の5着には、中団後方にいた15番人気のセフィーロが食い込んだ。