さざんか賞

レース展開

シーサイドトークが集団をリードする展開、直後の位置にエイシンサクラコとニホンピロスワンが取り付く

シーサイドトークが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを進める。2番手にエイシンサクラコとニホンピロスワンが並ぶ。続いて、ナリタダイドウが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマンハッタン。その1馬身後ろ、テンザンアカデミーは中団前目。アキノフックは中団馬群のちょうど真ん中を追走。少し空いて、ウインドスイープは中団後方の位置取り。さらにその少し後ろ、プレイザフィールドが9番手。そのすぐ後ろ、オグリビーナスとダイワミシガンが10番手。2馬身以上差があって、後方5番手でジックリと折り合いをつけるのはマルタカセダンとケイエスブルボン。最後方にマークオーとアイランドパレスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

さざんか賞、ナリタダイドウが強みである自在性を駆使した隙のない内容で優勝

先頭はエイシンサクラコでリードは1馬身。2番手にシーサイドトークとニホンピロスワンが続く。そのあと、ナリタダイドウとマンハッタンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける13番人気のエイシンサクラコ。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた2番人気のナリタダイドウが息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、途中から先頭に立ったエイシンサクラコが続き、2着とアタマ差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったウインドスイープが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のニホンピロスワンが入線、さらに4馬身差の5着には、中団後方にいたプレイザフィールドが食い込んだ。