マレーシアカップ

レース展開

ポルタフォルトゥナが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くロードトレイル

ポルタフォルトゥナが果敢に端をきり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にロードトレイルが続く。そのあと、スミレファーストとジョーメッドヴィンが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはトーラスシャイン。その1馬身後ろ、フラッシュアークとメイショウハボタンは中団やや前。イグニションとコーティアスマナーは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ワイアウとケイアイオメガは中団後方の位置。ツインクルトーズは後方5番手で機を待つ。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはアンビバレント、ペプチドシュチク、スイミーユニバンス。どん尻にスマートルシーダがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マレーシアC、ツインクルトーズが中団前目から切れ味のいい差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はポルタフォルトゥナでリードは半馬身。2番手にロードトレイルが続く。その後ろ、ジョーメッドヴィンが3番手。1馬身離れて、スミレファーストとメイショウハボタンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団にいたツインクルトーズが異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団後方の位置から印象的な伸び脚で猛進したスイミーユニバンスが続き、2着と1馬身差の3着には、3番手の位置からキレのいい末脚を繰り出したジョーメッドヴィンが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたイグニションが入線、さらに1馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたメイショウハボタンが食い込んだ。1番人気のトーラスシャインは中団前目にいたが見せ場なく9着に敗れた。2番人気のコーティアスマナーは中団にいたがいいところなく8着に敗れた。