一般C2十九二十

レース展開

マジックスプーンが馬群を引っ張る展開、2番手の位置にフォアグリームが続く

マジックスプーンが先頭に立ち、後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にフォアグリームが続く。そのすぐ後ろ、ドラゴンボーヤが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはセールスフォース。その1馬身後ろ、ビートザボーダーは中団やや前。サイレンスラヴは中団馬群の真ん中あたりを追走。フライトリーダーは中団後方の位置。その後ろ、アートショウリが8番手。そのあと、シャイニーフラワーが9番手。ハクサンリリーは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはアサヒノマッチ。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはユキヒョウ。殿にサブノアルテミスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ハクサンリリーが途中で動き出す思い切りのいい立ち回りで優勝

先頭はフォアグリームとドラゴンボーヤでリードは1馬身。ハクサンリリーが3番手。1馬身離れて、マジックスプーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立った1番人気のフォアグリームが粘り続ける。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位まで進出していたハクサンリリーが自慢の末脚を爆発させてフォアグリームを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を手中に収めた。2着のフォアグリームから3馬身差の3着には、同じく途中から先頭に立ったドラゴンボーヤが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のアサヒノマッチが入線した。