能登半島地震復興応援杯（79）

レース展開

オウケンデュークとベルウッドボヌール

ベルウッドボヌールとオウケンデュークが並んで端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。リベラメが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、キラールージュは中団前寄り。フィロンドールは中団後方の位置。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはホークビッツ。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはイッツマイトリート。少し離れた最後尾にエシェロンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

能登半島地震復興応援杯（79）、ベルウッドボヌールが天賦のスピードで逃げを打ち、そのまま直線でも脚色緩まず先頭でゴールを駆け抜ける

先頭はベルウッドボヌールでリードは1馬身。単独の2番手にオウケンデュークが続く。その少し後ろ、フィロンドールが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る1番人気のベルウッドボヌール。そのままベルウッドボヌールが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に抵抗する2番人気のオウケンデュークを半馬身退けて勝利を挙げた。2着のオウケンデュークから7馬身差の3着には、3番手の位置から天性の勝負根性でゴールまで力闘したフィロンドールが入った。