2歳新馬

レース展開

トレブランシュが集団をリードする形、直後の位置にウィットサンデーが続く

トレブランシュが端に立ち、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にウィットサンデーが続く。その後ろ、ダノンゴーイチ、マッティーナ、アスクエブリーワンらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ウィンターダフネは中団やや前。インナーサンクタム、アッティラ、オークアンドモルトらは中団馬群の真ん中付近を併走。レイナバレンティアは中団後方の位置取り。少し差があって、ホウオウバーデンとミユキアモーレミオが11番手。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはアグニレディアンス、ベッケンバウアー、サルヴァトーレ。少し離れたしんがりにヴンダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダノンゴーイチが破壊力満点の末脚を炸裂させて前の各馬をアッサリと交わす

先頭はトレブランシュでリードは体半分。2番手にアスクエブリーワンが続く。少し差があって、ダノンゴーイチ、マッティーナ、オークアンドモルトらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるトレブランシュ。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたダノンゴーイチが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、逃げ粘ったトレブランシュが続き、2着と5馬身差の3着には、3番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったオークアンドモルトが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、2番手で直線を迎えた14番人気のアスクエブリーワンが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいたウィンターダフネが食い込んだ。1番人気のウィットサンデーは中団後方にいたが失速して14着に敗れた。2番人気のサルヴァトーレは最後方にいたがもうひとつ伸びを欠き10着に敗れた。