鴨川特別

レース展開

ピッツバーグが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にスリーマキシマムが続く

ピッツバーグが主導権を奪う恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にスリーマキシマムが続く。その直後、エーティーサンダーが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、トルストイとマイネルアトゥーは中団前目。ジャーミネイトは中団馬群のちょうど真ん中を追走。2馬身以上離れて、レッドカイザーは中団後方の位置取り。さらに2馬身以上空いて、後方3番手で腰を据えて運ぶのはハギノアレス。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはタガノガジュマル。シンガリにメイショウオオゼキがいる隊列で最初のコーナーを通過。

鴨川特別、ハギノアレスが並み外れた差し脚を弾けさせて前の馬たちをアッサリとねじ伏せる

先頭はスリーマキシマムでリードは体半分。2番手にピッツバーグが続く。そのすぐ後ろ、エーティーサンダーとマイネルアトゥーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいた1番人気のハギノアレスが鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、後方2番手の位置から堅実な伸びを見せた9番人気のタガノガジュマルが続き、2着とアタマ差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジンワリと伸びたジャーミネイトが入った。2番人気のエーティーサンダーは好位にいたが最後一杯になって7着に敗れた。