レース展開

ジャックが先手を取る形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にビップパティエンスが続く。続いて、サマーパッションとブイアールラッキーが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、クインオブターフは中団やや前。ピエールフィンガーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ソフィバニヤンは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはデッドウォーター。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはサハリ。シンガリにフルフーテルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

津野山棚田米特別、ピエールフィンガーが強烈なマクリを披露して4勝目を掴み取る

先頭はピエールフィンガーでリードは1馬身。2番手にジャックとビップパティエンスが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走る2番人気のピエールフィンガー。そのままピエールフィンガーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に抵抗するビップパティエンスを半馬身退けて勝利を収めた。2着のビップパティエンスから1馬身半差の3着には、2番手の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走したジャックが入った。1番人気のソフィバニヤンは最後方にいたが伸びあぐねて10着に敗れた。