ブラジルカップ (L)

レース展開

ラインルーフがハナを切る展開、その半馬身後ろに続くケンベストカフェ

ラインルーフが逃げを打つ形となり、体半分のリードで一団を先導。2番手にケンベストカフェが続く。その後ろ、ミキノトランペットとマイネルオフィールが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにサトノアッシュが進む。その1馬身後ろ、グレイトパールとピオネロは中団前め。2馬身以上差があって、トーセンビクトリーは中団馬群の真ん中あたりを追走。アスカノロマンは中団後方の位置取り。続いて、アドマイヤランディが10番手。その直後、コスモカナディアンとハービンマオが11番手。少し間が空いて、クラシックメタルは後方4番手で進出の機をうかがう。さらにその少し後ろ、後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはストライクイーグル。後方2番手の位置で力を溜めるのはナムラアラシ。ポツンと離れた最後尾にカゼノコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ブラジルC、ラインルーフが古馬の貫禄を示す様な力走で7勝目を収める

先頭はマイネルオフィールでリードは半馬身。2番手にラインルーフが続く。その直後、ケンベストカフェが3番手。その後ろ、ピオネロが4番手。1馬身離れて、ミキノトランペットが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたラインルーフが不屈のスロトングスピリットで渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は凄まじい脚色で追い迫ったクラシックメタルをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のクラシックメタルから1馬身3/4差の3着には、4番手の位置から稟賦の闘争心でゴールまで力戦したピオネロが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたコスモカナディアンが入線、さらに半馬身差の5着には、後方4番手にいたナムラアラシが食い込んだ。1番人気のミキノトランペットは先行勢の後ろにいたが見せ場なく8着に敗れた。2番人気のグレイトパールは中団前目にいたが最後一杯になって10着に敗れた。