ドンカスターステークス

レース展開

ルーブルアクトが一団を引き連れる形、そのすぐ後ろにエリモパサーとシゲノランボーが続く

ルーブルアクトが敢然と先頭に立ち、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にエリモパサーとシゲノランボーが並ぶ。その1馬身後ろ、ニシノブルース、エイシンテネシー、メイショウビトリアらは中団前目。トーワナゴンは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはエイティボレーとダイイチジョイフル。殿にビクトリーホーラーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ドンカスターS、シゲノランボーが天稟のレースセンスを駆使した巧みな内容で制す！

先頭はメイショウビトリアでリードは半馬身。2番手にエリモパサーが続く。そのすぐ後ろ、ルーブルアクトとシゲノランボーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける2番人気のメイショウビトリア。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたシゲノランボーが一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばしてメイショウビトリアを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに飛び込んだ。2着のメイショウビトリアから1馬身1/4差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったエイシンテネシーが入った。1番人気のダイイチジョイフルは最後方にいたがあとひと押しが足りず8着に敗れた。