4歳以上1勝クラス

レース展開

グランヒマラヤが集団を率いる形、直後の位置にアルシオーネが続く

グランヒマラヤがハナを奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にアルシオーネが続く。その後ろ、グッドウッドガイとベネロングポイントが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはエイシンレジューム。少し離れて、セミマルは中団やや前。キャロライナリーパは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ハッピーロンドンは中団後方の位置取り。その直後、スペンサーバローズが9番手。2馬身以上離れて、インセプションとシンエンが10番手。トリグラフとクラックオブドーンは後方4番手で前の動きを静観。少し空いて、後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはロードブライトとアファン。ポツンと離れた殿にピューリファイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルシオーネが能力の差を示すかの様な強い内容で久方ぶりの美酒

先頭はグランヒマラヤでリードは1馬身。単独の2番手にアルシオーネが続く。その後ろ、エイシンレジューム、グッドウッドガイ、ベネロングポイントらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のアルシオーネが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に7馬身の差をつけて勝利した。2着には、3番手の位置から迫力十分の伸びを見せたエイシンレジュームが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、同じく3番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったグッドウッドガイが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたセミマルが入線、さらに1馬身差の5着には、中団後方にいたスペンサーバローズが食い込んだ。2番人気のベネロングポイントは好位にいたが最後一杯になって7着に敗れた。