’98ベストステッキ特別（11）

レース展開

マキバゲットが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにテリーフォンテンが取り付く

マキバゲットが先頭に立つ形となり、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にテリーフォンテンが続く。その後ろ、ホクトリボンが3番手の絶好位につける。そのあと、ビンゴホープは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはウイニングワールド。その1馬身後ろ、ミドリダンサーは中団前め。レオランザンは中団馬群の真ん中付近を追走。エレガントキャリーは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、タケノライアンが9番手。トップモデルシチーは後方5番手に控えて進出の機をうかがう。ツキカゲは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手で折り合いをつけるのはシェーンシチー。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはレオダイナミック。殿にアステリグランダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’98ベストステッキ特別（11）、ウイニングワールドがテンの速さを活かした好位差しの戦法で初勝利を挙げる

先頭はマキバゲットでリードは1馬身。単独の2番手にテリーフォンテンが続く。そのあと、ビンゴホープが3番手。その後ろ、ホクトリボンが4番手。1馬身離れて、ウイニングワールドが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのは1番人気のビンゴホープ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた2番人気のウイニングワールドが次元の違う末脚を炸裂させてビンゴホープを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利した。2着のビンゴホープから2馬身差の3着には、中団前目の位置から鮮やかな末脚を繰り出したエレガントキャリーが入った。そこから2馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたホクトリボンが入線、さらに2馬身の5着には、逃げ粘ったマキバゲットが食い込んだ。