3歳新馬

レース展開

グレートメモリーが隊列を先導、半馬身後ろの位置にミスターオリオンとハリソンバローズが続く

グレートメモリーが主導権を奪う恰好となり、体半分のリードで集団を牽引。2番手にミスターオリオンとハリソンバローズが並ぶ。その直後、ラヴゴッデスとキーボックスが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、メイショウサダミツ、アスールグロリオ、シュルヴィーヴルらは中団前目。少し間が空いて、キーホウシンマルとユウメリーウェザーは中団馬群の真ん中あたりを併走。メイショウナンシーは中団後方の位置。ウォルトンオーラは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはアコニットライアンとカールスバード。少し離れた最後尾にボストンティアラとテイクザスカイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アコニットライアンが烈風の様な末脚を発揮して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はグレートメモリーでリードは1馬身。2番手にミスターオリオンとハリソンバローズが続く。その後ろ、ラヴゴッデス、キーボックス、アスールグロリオらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは2番人気のハリソンバローズ。そのまま押し切るかに見えたが、後方4番手にいたアコニットライアンが次元の違う末脚を炸裂させてハリソンバローズを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて1着ゴールを果たした。2着のハリソンバローズから1馬身1/4差の3着には、中団の位置から妙々たる末脚を繰り出した13番人気のキーホウシンマルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったグレートメモリーが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、好位にいたキーボックスが食い込んだ。