第32回 東京プリンセス賞 (S1)

レース展開

ストロングハートが隊列を引き連れる形、その直後にプロミストリープが取り付く

ストロングハートがハナを切る恰好となり、リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にプロミストリープが続く。その直後、グラヴィオーラが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアティテュードとシングンレガシイ。その1馬身後ろ、ベニアカリは中団前寄り。ゴールドパテックは中団馬群の真ん中を追走。ジョワアンジュは中団後方の位置取り。続いて、オールパスレルが9番手。その後ろ、パパドプロスが10番手。そのあと、ミスマンマミーアが11番手。ビクトリアペガサスは後方5番手に待機して機をうかがう。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはカズミドリームとレッドウルル。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはミスサハラ。しんがりにゴールデンダイヤがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京プリンセス賞、グラヴィオーラが力量差を顕示するかの様な圧倒的な走りで4勝目を奪取

先頭はストロングハート、プロミストリープ、グラヴィオーラら3頭でリードは1馬身。シングンレガシイが4番手。1馬身離れて、アティテュードが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったのは2番人気のグラヴィオーラ。そのままグラヴィオーラが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に7馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、同じく途中から先頭に立ったプロミストリープが続き、2着と7馬身差の3着には、中団前目の位置から瞬発力に優れた末脚を発揮したゴールドパテックが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、逃げ粘ったストロングハートが入線、さらに半馬身差の5着には、絶好位にいたシングンレガシイが食い込んだ。