ハナミズキ賞

レース展開

ネコディールが端を切る形、そのすぐ後ろを進むコウギョウダニエル

ハナに立ったのはネコディール。リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にコウギョウダニエルが続く。その直後、ホクトグラスオーが3番手の絶好位につける。そのあと、クリルカレントは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはエイシンムーラン。その1馬身後ろ、ワールドプリンスは中団やや前。オエドノハヤテは中団馬群の真ん中を追走。フジノロンシャンは中団後方の位置取り。その後ろ、ブルージェットが9番手。そのすぐ後ろ、ローズベビークリスが10番手。続いて、ラヴォコが11番手。メイショウシャルクは後方5番手で前方各馬の動きを静観。ツルマルサラは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはトーテムラリー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはデルマブンザエモン。最後方にデルマヨタロウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ハナミズキ賞、コウギョウダニエルがテンのダッシュ力を駆使した好位追走の立ち回りで5勝目をつかむ

先頭はネコディールでリードは1馬身。単独の2番手にコウギョウダニエルが続く。その直後、ホクトグラスオーが3番手。その後ろ、エイシンムーランが4番手。1馬身離れて、クリルカレントが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたコウギョウダニエルがしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、3番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたホクトグラスオーが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置から妙々たる末脚を披露したブルージェットが入った。そこから1馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えた1番人気のエイシンムーランが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたクリルカレントが食い込んだ。2番人気のラヴォコは11番手にいたがいいところなく14着に敗れた。