レース展開

アントニオマグナムが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にケンタッキースワンが続く。続いて、ドリームソニックとカサロスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはコアレスデジタル。その1馬身後ろ、ライトアップジーンとユウワンテイオーは中団前寄り。シュウザンコンドルは中団馬群の真ん中付近を追走。レイとジョージアンキングは中団後方の位置。そのあと、ビッグスマッシュが11番手。後方7番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはジパングエンジェル、レオドロップ、リキボクサーら3頭。少し離れて、後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはプリンセスアスカ。殿にエプソムソルジャーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

多摩川特別、アントニオマグナムが優れたスピードで先手を取って、そのまま最後まで脚取りを乱さずトップでゴールイン

先頭はアントニオマグナムでリードは1馬身。単独の2番手にケンタッキースワンが続く。そのすぐ後ろ、ドリームソニックとカサロスが3番手。1馬身離れて、ライトアップジーンとコアレスデジタルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走る1番人気のアントニオマグナム。そのままアントニオマグナムが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に食い下がるドリームソニックを3/4馬身振り切りトップでゴールインした。2着のドリームソニックから3馬身差の3着には、中団後方の位置から鮮やかな末脚を繰り出したビッグスマッシュが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたコアレスデジタルが入線、さらにハナ差の5着には、2番手にいたケンタッキースワンが食い込んだ。2番人気のジョージアンキングは中団にいたが最後一杯になって13着に敗れた。