ほたる賞

レース展開

ケンブリッジアリスが集団を引き連れる形、直後の位置にナイキアフォードが続く

端をきったのはケンブリッジアリス。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にナイキアフォードが続く。そのあと、タケルオウジが3番手の絶好位につける。その直後、コスモアリュールは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはシルバーフォンテン。その1馬身後ろ、ケイティーシップは中団前目。ゴーオンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ネオディオスは中団後方の位置取り。その後ろ、マーシャルシップが9番手。ヒシサイレンスは後方5番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。グッドネスは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはオリオンローザ。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはミヤビアミュレット。少し離れたシンガリにミヤビコンクエストがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ほたる賞、ゴーオンが中団前目から力感に満ちた差し脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はタケルオウジでリードは1馬身。単独の2番手にナイキアフォードが続く。そのすぐ後ろ、ケンブリッジアリスが3番手。そのあと、シルバーフォンテンが4番手。1馬身離れて、コスモアリュールが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるタケルオウジ。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいた1番人気のゴーオンが次元の違う末脚を炸裂させてタケルオウジを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を物にした。2着のタケルオウジから3馬身差の3着には、4番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったシルバーフォンテンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えたヒシサイレンスが入線、さらに1馬身差の5着には、2番手にいたナイキアフォードが食い込んだ。2番人気のコスモアリュールは先行勢の後ろにいたがいいところなく7着に敗れた。