久慈川特別

レース展開

カルミナブラーナが先陣を切る形、その半馬身後ろを進むツチヒリュウとチャーミングブロー

カルミナブラーナが端に立つ形となり、体半分のリードでレースを進める。2番手にツチヒリュウとチャーミングブローが並ぶ。その後ろ、ノーブルネス、リップル、ダイゴカイウンらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、イットーティアラは中団前目。カシマギャル、アカネキリンジ、サンシャインリリーらは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ナリタベストは中団後方の位置。サンキョウフージンとミサトロゼは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。シンガリにリンガスドリーム、ウイングローラ、ヒトスジノヒカリらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

久慈川特別、ウイングローラが闘争本能を発揮してゴール際の紙一重の激闘を辛くもモノにする

先頭はカルミナブラーナでリードは体半分。2番手にチャーミングブローが続く。その後ろ、ノーブルネス、ツチヒリュウ、リップルらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団後方にいたウイングローラが驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は懸命に食らいつく16番人気のサンキョウフージンをハナ差で抑え込みトップでゴールを走り抜けた。2着のサンキョウフージンからクビ差の3着には、3番手の位置から切れ味のいい末脚を披露したリップルが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたナリタベストが入線、さらに1馬身半差の5着には、最後方にいたミサトロゼが食い込んだ。1番人気のチャーミングブローは2番手にいたが失速して10着に敗れた。2番人気のイットーティアラは中団前目にいたが末脚不発で6着に敗れた。