’16メトロポリタンエイプリルカップ

レース展開

ワールドエンドが後続を率いる展開、その直後を追走するツルオカボルト

ワールドエンドがハナに立つ恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にツルオカボルトが続く。そのすぐ後ろ、アクティフが3番手の絶好位につける。その直後、スマートアレンジは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはセクシーボーイ。その1馬身後ろ、オーネットサクセスは中団前目。シュナップスとキモンアヴァロンは中団馬群のど真ん中を併走。ウインバローラスは中団後方の位置取り。ノッキングオンは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。ビービーボイジャーは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはヒカルランナー。後方2番手の位置で脚をタメるのはモアザンイナフ。どん尻にトレボーネがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’16メトロポリタンエイプリルC、ノッキングオンが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで4勝目をつかむ

先頭はワールドエンドでリードは1馬身。単独の2番手にツルオカボルトが続く。そのあと、アクティフが3番手。そのすぐ後ろ、セクシーボーイが4番手。1馬身離れて、スマートアレンジが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、8番手から抜け出したのはキモンアヴァロン。そのまま押し切るかに見えたが、後方5番手にいたノッキングオンが自慢の末脚を炸裂させてキモンアヴァロンを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を収めた。2着のキモンアヴァロンからハナ差の3着には、4番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切った2番人気のセクシーボーイが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のツルオカボルトが入線、さらに2馬身半差の5着には、9番手にいたウインバローラスが食い込んだ。