2歳未勝利

レース展開

ロスヴィータが集団をリードする展開、僅差の2番手にスペシャルマンが続く

ロスヴィータが敢然と端をきり、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にスペシャルマンが続く。そのすぐ後ろ、サトノジューオーが3番手の絶好位につける。続いて、クリノオペラオーとマイネルダウザーは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはデアケーニヒとフェイルノート。その1馬身後ろ、ヴィーナススマイル、ザピエール、タイキマヴェリックらは中団前め。イパルファンとメジロカーターは中団後方の位置。ミカエルビスティーは後方5番手に控えて前の動きを静観。ゴートゥザミラノは後方4番手で機を待つ。後方2番手の位置で力をタメるのはアメリゴとウメニウグイス。殿にトーセンユニコーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ミカエルビスティーが稲光の如き末脚を発揮して前の馬たちを次々と追い抜く

先頭はスペシャルマンでリードは1馬身。単独の2番手にサトノジューオーが続く。そのすぐ後ろ、ロスヴィータとマイネルダウザーが3番手。1馬身離れて、デアケーニヒ、フェイルノート、タイキマヴェリックらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、5番手から抜け出したのは2番人気のフェイルノート。そのまま押し切るかに見えたが、後方3番手にいたミカエルビスティーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、先行勢の後ろの位置から逸出した伸びを見せた2番人気のフェイルノートが続き、2着と2馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたサトノジューオーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたゴートゥザミラノが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、先行勢の後ろにいた1番人気のデアケーニヒが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には17番人気のトーセンユニコーンが入った。