爽籟賞

レース展開

ネスターが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にイチゴミルフィーユが続く

ネスターが主導権を奪う恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にイチゴミルフィーユが続く。そのすぐ後ろ、オールスマートが3番手の絶好位につける。そのあと、ワシントンテソーロは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはハッシュタグ。その1馬身後ろ、エフェルヴェソンスは中団前寄り。ノーブルサファイアは中団馬群のちょうど真ん中を追走。レイナブローニュは中団後方の位置取り。その直後、リコーアルバトロスが9番手。続いて、クラファルコンが10番手。その後ろ、フロリアヌスが11番手。シートンは後方5番手に待機して前の動きを静観。トレースイスラは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはカズマペッピーノ。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはワイルドホース。シンガリにエースウィズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

爽籟賞、クラファルコンが中団前目からキレのいい差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はネスターでリードは1馬身。単独の2番手にイチゴミルフィーユが続く。その後ろ、ノーブルサファイアとオールスマートが3番手。1馬身離れて、ハッシュタグが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける14番人気のネスター。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいたクラファルコンが強烈な末脚を弾けさせてネスターを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着のネスターから3/4馬身差の3着には、11番手の位置から鮮やかな末脚を披露したレイナブローニュが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えたトレースイスラが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいた2番人気のシートンが食い込んだ。1番人気のワシントンテソーロは9番手にいたが見せ場なく10着に敗れた。