’11メトロポリタンジューンカップ

レース展開

シーガルプリンセスが全馬を先導、その直後を進むブリーズフレイバー

シーガルプリンセスが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にブリーズフレイバーが続く。続いて、スズリスペクトが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクラフィンライデン、ウララカ、ヴンダーゾンネら3頭。その1馬身後ろ、プロディージュは中団前目。フジマサメモリーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。コウギョウダグラスは中団後方の位置取り。その後ろ、ライコウテンユウが10番手。そのすぐ後ろ、テンジンミナトオーが11番手。エフテーストライクは後方5番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。コパノマユチャンは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはエーピーゴンタ。後方2番手の位置で脚をタメるのはスマートギャング。殿にエステーラブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’11メトロポリタンジューンC、ブリーズフレイバーが取柄である自在性を駆使した隙のない取り口でファンの高評価に応える

先頭はシーガルプリンセスでリードは1馬身。単独の2番手にブリーズフレイバーが続く。そのすぐ後ろ、ウララカが3番手。その後ろ、クラフィンライデンが4番手。1馬身離れて、プロディージュが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のブリーズフレイバーが前を交わして先頭に立つとそのまま渾身の力で粘り続け、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、9番手の位置からビュッと切れる脚で猛追したライコウテンユウが続き、2着と1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から天賦のガッツでゴールまで勇戦したプロディージュが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた2番人気のウララカが入線、さらにハナ差の5着には、後方5番手にいたコパノマユチャンが食い込んだ。