2024川崎ジョッキーズカップ第8戦

レース展開

サンエイゴローが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにツワモノが取り付く

サンエイゴローがハナを切る形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にツワモノが続く。そのあと、リュウノファントムが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、クインズカヤノヒメは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはウインプロストとアメリカンライト。その1馬身後ろ、アドヴェントイヴは中団やや前。スパイダーバローズは中団馬群の真ん中あたりを追走。シンキングキャロルは中団後方の位置取り。ムーンダイアローグは後方5番手で虎視眈々と機を待つ。マグノリアレーンは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはノーブルプロセス。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはエレウテリア。最後尾にノーブルジャックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2024川崎Jカップ第8戦、ツワモノが途中で先頭を奪い、そのまま後続を振り切る安定感のある立ち回りで5勝目を手にする

先頭はサンエイゴローとツワモノでリードは1馬身。スパイダーバローズが3番手。そのすぐ後ろ、リュウノファントムが4番手。1馬身離れて、クインズカヤノヒメが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのは2番人気のツワモノ。そのままツワモノが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、後方4番手の位置から迫力満点の伸び脚で急追したマグノリアレーンが続き、2着とクビ差の3着には、後方2番手の位置から閃光のような末脚を発揮した12番人気のノーブルジャックが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたスパイダーバローズが入線、さらにアタマ差の5着には、逃げ粘ったサンエイゴローが食い込んだ。1番人気のリュウノファントムは好位にいたが見せ場なく6着に敗れた。