レース展開

イエローブルームが後続を牽引、2番手を進むテンマジョイナーとオオシマソフィー

イエローブルームが端に立つ恰好となり、リードを1馬身ほど確保してレースを進める。2番手にテンマジョイナーとオオシマソフィーが並ぶ。その後ろ、キョウエイムードが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはサンメリーホーラーとニシノオリビア。その少し後ろ、スズタカクイーンは中団前め。さらに少し空いて、ヴィラビアンカとキョウワホウセキは中団後方の位置。後方7番手で腰を据えて運ぶのはアドラーブル、エイユウルビー、ヤエシラオキら3頭。少し間が空いて、後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはスエヒロザクラ。少し離れた最後方にユウキペルレーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

寒桜賞、ニシノオリビアが取柄である先行力を活かした正攻法の取り口で2勝目を手にする

先頭はイエローブルームでリードは体半分。2番手にニシノオリビアが続く。そのすぐ後ろ、テンマジョイナー、オオシマソフィー、キョウエイムードらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたニシノオリビアが自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団の位置から矢のような伸び脚で追い上げた2番人気のキョウワホウセキが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、逃げ粘ったイエローブルームが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたスズタカクイーンが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団後方にいた11番人気のエイユウルビーが食い込んだ。1番人気のアドラーブルは中団後方にいたが決め手が足りず7着に敗れた。