第31回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

ラヴネヴァーダイズが馬群を引き連れる形、半馬身差の2番手にストーミングスターとエーシントップが取り付く

ラヴネヴァーダイズが端をきり、体半分のリードで馬群を牽引。2番手にストーミングスターとエーシントップが並ぶ。そのすぐ後ろ、ガチバトルとサクラディソールが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、レッドアリオン、モグモグパクパク、ワールンガらは中団前目。カシノピカチュウとマンボネフューは中団馬群のど真ん中を併走。プリムラブルガリス、ディアセルヴィス、マイネルホウオウらは中団後方の位置。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはゴットフリートとグランプリナイト。しんがりにザラストロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、エーシントップが優れたレースセンスを活かした鮮やかな立ち回りで3つ目の重賞タイトルを奪取

先頭はラヴネヴァーダイズでリードは体半分。2番手にストーミングスターが続く。そのすぐ後ろ、エーシントップが3番手。1馬身離れて、レッドアリオン、ガチバトル、サクラディソール、マイネルホウオウらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた2番人気のエーシントップが一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるレッドアリオンをクビ差で封じてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のレッドアリオンからハナ差の3着には、2番手の位置から長くいい末脚でゴールまで頑張ったストーミングスターが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、最後方で直線を迎えたプリムラブルガリスが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたカシノピカチュウが食い込んだ。1番人気のゴットフリートは中団後方にいたが見せ場なく9着に敗れた。