第47回 シンザン記念 (G3)

レース展開

エーシントップが一団を引き連れる形、そのすぐ後ろにサイモンラムセスとカオスモスが続く

端をきったのはエーシントップ。後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。2番手にサイモンラムセスとカオスモスが並ぶ。その後ろ、タマモベストプレイが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヒシアメジストとアグネスキズナ。その1馬身後ろ、エールブリーズは中団やや前。ネオウィズダムとヒルノクオリアは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ヘミングウェイとレッドアリオンは中団後方の位置取り。アルバタックスとザラストロは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて運ぶのはアジャストメント。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはアットウィル。少し離れた最後尾にテイエムシングンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シンザン記念、果敢に逃げたエーシントップが天性のしぶとさを発揮して最後はクビ差の競り合いを制す

先頭はエーシントップでリードは1馬身。2番手にサイモンラムセスとカオスモスが続く。その後ろ、タマモベストプレイが4番手。先行勢から少し離れたところにエールブリーズ、ヒシアメジスト、アグネスキズナらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る1番人気のエーシントップ。そのままエーシントップが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は前に迫る勢いで急追してきたヘミングウェイをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のヘミングウェイから1馬身1/4差の3着には、4番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったタマモベストプレイが入った。そこから半馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた2番人気のカオスモスが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団後方にいたレッドアリオンが食い込んだ。