一般C3九十十一

レース展開

エイコオムーンが全馬を率いる展開、そのあとを進むサカジロマリン

逃げを打ったのはエイコオムーン。リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にサカジロマリンが続く。続いて、クワイトファインが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマンハッタンテルス。その1馬身後ろ、イケマドンナは中団前寄り。ドリームスパークルは中団馬群の真ん中を追走。メリーハートは中団後方の位置取り。そのあと、ダンディーハットが8番手。後方5番手で折り合いをつけるのはタンタロスとミサトアップ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはメロディー。シンガリにキングビジョンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ドリームスパークルがベテラン馬のプライドを見せる様な力強い走りで先頭ゴールを果たす

先頭はエイコオムーンでリードは1馬身。単独の2番手にドリームスパークルが続く。その直後、サカジロマリンが3番手。1馬身離れて、メロディーとマンハッタンテルスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるエイコオムーン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたドリームスパークルが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、逃げ粘ったエイコオムーンが続き、2着と5馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からパワフルな末脚を繰り出したメロディーが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたサカジロマリンが入線した。1番人気のメリーハートは中団前目にいたがもうひと伸びが足りず5着に敗れた。2番人気のマンハッタンテルスは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。