ゼームス坂特別

レース展開

サンワスキーが馬群を先導、直後の2番手にデビットフォンテンとカミノクロカミが続く

サンワスキーが先手を奪う形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にデビットフォンテンとカミノクロカミが並ぶ。その直後、ライオットが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ハクホウクンは中団やや前。ハニーバンダムとカネショウフジオーは中団馬群のど真ん中を併走。カネショウラッキーとホッコージェットは中団後方の位置取り。セントラルテイオーは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはトーマサンダー。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはアッパレジョージ。最後方にジイワンセカンドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ゼームス坂特別、ハクホウクンが久々の美酒

先頭はカミノクロカミでリードは1馬身。単独の2番手にライオットが続く。その後ろ、デビットフォンテンが3番手。1馬身離れて、ハクホウクンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいたハクホウクンが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫った10番人気のトーマサンダーを半馬身退けてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のトーマサンダーから半馬身差の3着には、中団前目の位置から強靭な末脚を披露した11番人気のホッコージェットが入った。そこから1馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったカミノクロカミが入線した。1番人気のジイワンセカンドは後方2番手にいたが伸びが甘くなり9着に敗れた。2番人気のハニーバンダムは最後方にいたが末脚不発で13着に敗れた。