レース展開

ベラヴィットーリアが馬群をリードする展開、2番手の位置にマドンナリリーとスマートテンペストが続く

ベラヴィットーリアが先手を奪い、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にマドンナリリーとスマートテンペストが並ぶ。そのすぐ後ろ、ファリードゥーンが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、フークアーデルは中団前目。ユニコーンホエールは中団馬群の真ん中あたりを追走。フィールマイウェイとヤマミウルフは中団後方の位置。後方2番手の位置で力を温存するのはエデュースとエリオットゲーム。少し離れたシンガリにロイヤルジョダーナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グランシャリオドリーム61、ファリードゥーンが圧倒的な差し脚を弾けさせて前の馬たちをアッサリとねじ伏せる

先頭はベラヴィットーリアでリードは1馬身。単独の2番手にスマートテンペストが続く。そのあと、ファリードゥーンが3番手。1馬身離れて、ユニコーンホエールとエリオットゲームが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはスマートテンペスト。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた1番人気のファリードゥーンが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、2番手の位置から目を引く伸び脚で猛進したスマートテンペストが続き、2着と1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切った2番人気のエリオットゲームが入った。そこから1馬身遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたユニコーンホエールが入線した。