’99フレンドリースパー特別(2)

レース展開

インサイドレポートが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにシルキーカイザーが取り付く

インサイドレポートが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にシルキーカイザーが続く。その直後、アサカゼオーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはジャストファイン。その1馬身後ろ、マルヒロシービーは中団前め。サフィニアは中団馬群の真ん中あたりを追走。エプソムガッツは中団後方の位置取り。その後ろ、トレシャインボーイが8番手。続いて、スティリングオーが9番手。ダイタクタイヨウは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはチャーミングハント。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはイブキオーイチョウ。最後方にイシノラプターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99フレンドリースパー特別(2)、イシノラプターが中位から鋭さ光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はインサイドレポートでリードは1馬身。単独の2番手にトレシャインボーイが続く。その直後、スティリングオーが3番手。1馬身離れて、シルキーカイザーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるインサイドレポート。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたイシノラプターが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、逃げ粘ったインサイドレポートが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたトレシャインボーイが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたジャストファインが入線した。1番人気のシルキーカイザーは先行勢の後ろにいたが見せ場なく6着に敗れた。2番人気のチャーミングハントは最後方にいたが伸びが甘くなり10着に敗れた。