イブキオーイチョウ（1995年生、母イブキサンタマリア）

イブキオーイチョウ（1995年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のイブキマイカグラ（当時7歳）と交配したイブキサンタマリアが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、地方19戦4勝2着3回。1998年のゴールデンティアラ賞(牝地方重賞)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

稲垣純緒厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1997年）

9月4日、デビュー戦は水久保敏美騎手を鞍上に据えて、2歳戦の7組イ（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は428kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水久保敏美騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月17日、中3週で迎えた3戦目は、深野塁騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルノアサヒから5馬身差の2着となった。

12月31日、中4週で迎えた5戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスノブルボンから1馬身差の2着となった。

3歳（1998年）

1月8日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンボーイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月17日、中5週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルアベルに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンアップに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4月25日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなげし特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦3勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったホクトオーロラを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月2日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（6戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（7戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた13戦目は、炎陽特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で金子正彦騎手（8戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドハナをクビ差制して1着ゴールを果たした。

9月9日、中2週で迎えた14戦目は、3歳ハンデ地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で金子正彦騎手（9戦4勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で金子正彦騎手（10戦4勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

12月18日、中8週で迎えた16戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のイヤーエンド特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（11戦4勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1999年）

1月26日、中3週で迎えた18戦目は、’99フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（12戦4勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

4月29日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、佐藤喜良騎手を鞍上に迎えて、薫風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。