レース展開

サンジョが集団を率いる形、直後の位置にサマーデライトが続く

ハナを切ったのはサンジョ。後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。単独の2番手にサマーデライトが続く。そのすぐ後ろ、サクラルモンドが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、オレタチセッカチは中団前目。サンセバスチャンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。デトロイトクイーンは中団後方の位置。後方3番手でじっくりと運ぶのはヴィーナワン。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはシャープアイ。シンガリにエイシンスバルボシがいる隊列で最初のコーナーを通過。

十六銀行Smile杯、デトロイトクイーンが古豪の地力を顕示する様な迫力のある走りで勝利数を16に伸ばす

先頭はサンジョとサマーデライトでリードは1馬身。デトロイトクイーンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいたデトロイトクイーンがぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったサンセバスチャンを半馬身退けて勝利を物にした。2着のサンセバスチャンから1馬身半差の3着には、途中から先頭に立ったサマーデライトが入った。逃げた1番人気のサンジョは粘りを欠いて4着に敗れた。