尾張特別

レース展開

フロリダパンサーが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むフジノサムライ

フロリダパンサーが逃げを打ち、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にフジノサムライが続く。そのあと、ヘイローフォンテンが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにサンエイゴールドが進む。その1馬身後ろ、ベストセラーアスクとスリーヴェローチェは中団前寄り。エイシンアロンジー、アドマイヤツヨシ、スクエアフォールドらは中団後方の位置。シルクブルックリンは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。少し離れて、後方3番手で折り合い重視で運ぶのはカラビナ。さらにその2馬身以上後ろ、後方2番手の位置で脚を溜めるのはリノリオ。少し離れた最後尾にシークレットパスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

尾張特別、スクエアフォールドが雷光の如き末脚を繰り出して前の馬たちを次々とねじ伏せる

先頭はフロリダパンサーでリードは1馬身。単独の2番手にフジノサムライが続く。その直後、ヘイローフォンテンとサンエイゴールドが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、8番手から抜け出したのは2番人気のカラビナ。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいたスクエアフォールドがグイグイと末脚を伸ばし前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、中団後方の位置から持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばした2番人気のカラビナが続き、2着とハナ差の3着には、後方3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張った12番人気のシルクブルックリンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたリノリオが入線した。1番人気のエイシンアロンジーは後方2番手にいたがあとひと押しが足りず10着に敗れた。