レース展開

フローラルグリーンが敢然と端をきり、僅かなリードで集団を先導。2番手にパブロカラノテガミが続く。そのすぐ後ろ、カツヨスパイラルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはグラスフロンティア、モロキニドルフィン、ハセノバクシンオーら3頭。その1馬身後ろ、アタゴバクシンは中団前目。オトコノユウジョウとダブリンモナークは中団馬群の真ん中を併走。サムライワールド、マイスプリームリー、ケンタッキースワンらは中団後方の位置取り。ケイアイチャンスは後方4番手に控えて機を待つ。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはリカルスとマルターズデキシー。少し離れた最後尾にムサシタイクーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

常陸特別、行き脚よく端を取ったフローラルグリーンが不撓の敢闘精神で粘り続けて最後は首差で競り勝つ

先頭はフローラルグリーンでリードは半馬身。2番手にパブロカラノテガミが続く。そのすぐ後ろ、カツヨスパイラルとハセノバクシンオーが3番手。1馬身離れて、グラスフロンティアが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走るフローラルグリーン。そのままフローラルグリーンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に食い下がるパブロカラノテガミをクビ差で封じて1着ゴールを果たした。2着のパブロカラノテガミから5馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びた2番人気のハセノバクシンオーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたオトコノユウジョウが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたカツヨスパイラルが食い込んだ。1番人気のモロキニドルフィンは中団前目にいたが見せ場なく7着に敗れた。