第46回 黒潮盃 (S2)

レース展開

ディーオがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するアイキャンデイ

ディーオがハナを切り、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にアイキャンデイが続く。その後ろ、エスワンプリンスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはイブニングラッシュとオゼキング。その1馬身後ろ、シラヤマヒメは中団やや前。ジャルディーノは中団馬群の真ん中付近を追走。カントリーウォークとアスカリーブルは中団後方の位置。その直後、トーセンオウジが10番手。続いて、ダイヤモンドダンスが11番手。ドゥフトライネンは後方5番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはグラッツェーラとメビュースラブ。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはロンドンアイ。どん尻にレディーソルジャーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

黒潮盃、アスカリーブルが早めに進出する強気な競馬で9勝目を挙げる

先頭はディーオでリードは1馬身。単独の2番手にエスワンプリンスが続く。そのあと、アスカリーブルが3番手。その後ろ、アイキャンデイが4番手。1馬身離れて、オゼキングが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるディーオ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のアスカリーブルが鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利した。2着には、逃げ粘ったディーオが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったエスワンプリンスが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたダイヤモンドダンスが入線、さらに1馬身半差の5着には、同じく中団にいたシラヤマヒメが食い込んだ。2番人気のロンドンアイは中団にいたが最後一杯になって16着に敗れた。