ディセンバー特別

レース展開

カイロスが隊列を引き連れる形、その直後にカッサイが取り付く

前に出たのはカイロス。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にカッサイが続く。そのあと、コパノジョージが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ワイルドコットンは中団前目。ルナマティーノは中団馬群の真ん中を追走。チャオは中団後方の位置。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはメイショウパーシー。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはジャストサウンド。最後方にエルパンドールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ディセンバー特別、チャオが古馬の底力を顕示する様な迫力満点の走りで6勝目を手にする

先頭はカイロスでリードは1馬身。単独の2番手にチャオが続く。そのあと、コパノジョージが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のカイロス。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたチャオが次元の違う末脚を炸裂させてカイロスを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を掴み取った。2着のカイロスから5馬身差の3着には、中団後方の位置からゴールまでジンワリと伸びた1番人気のワイルドコットンが入った。