第25回 マーチステークス (G3)

レース展開

ディアデルレイがハナに立つ展開、僅かな差でエピカリスが続く

ディアデルレイがハナに立つ恰好となり、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にエピカリスが続く。少し空いて、ロワジャルダンが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、センチュリオンは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはブレスアロット。その1馬身後ろ、コスモカナディアンは中団前め。サクラルコールとアルタイルは中団馬群のど真ん中を併走。クインズサターンとロンドンタウンは中団後方の位置。続いて、ストロングサウザー、ジョルジュサンク、オールブラッシュらが11番手。少し差があって、後方3番手で折り合いをつけるのはメイショウウタゲ。さらに2馬身以上差があって、後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはハイランドピーク。どん尻にサンマルデュークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マーチS、センチュリオンが古豪の威厳を顕示する様なパワフルな走りで初の重賞タイトルをつかむ

先頭はディアデルレイでリードは半馬身。2番手にエピカリスが続く。そのあと、センチュリオンが3番手。1馬身離れて、ロワジャルダン、コスモカナディアン、アルタイルらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいた2番人気のセンチュリオンがきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったクインズサターンをハナ差で抑え込み勝利を手に入れた。2着のクインズサターンから3/4馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったロワジャルダンが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたアルタイルが入線、さらに3/4馬身差の5着には、同じく先行勢の後ろにいたコスモカナディアンが食い込んだ。1番人気のハイランドピークは最後方にいたが前に届かず9着に敗れた。