3歳未勝利

レース展開

マイソールビートが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くタガノヴァレオ

マイソールビートが主導権を奪う形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にタガノヴァレオが続く。その直後、ボヤージが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフルパワー、ディアギレフ、マーベラスブレイドら3頭。少し離れて、ニューヨーカーとシンボリザックスは中団前寄り。さらに少し間が空いて、ディーエスシュートとベガブランは中団馬群の真ん中を併走。さらに2馬身以上差があって、テーオーショウキとスズカクリエートは中団後方の位置。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはセイウンタナビクとベートーヴェン。少し空いて、後方2番手の位置でじっとしているのはカズノブライアン。どん尻にサクラルシファーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タガノヴァレオが闘争本能を発揮してゴール際の横並びの競り合いを辛くもモノにする

先頭はタガノヴァレオでリードは半馬身。2番手にマイソールビートが続く。その直後、マーベラスブレイドとベガブランが3番手。1馬身離れて、フルパワーとシンボリザックスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を走る1番人気のタガノヴァレオ。そのままタガノヴァレオが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は凄まじい脚色で追い迫ったサクラルシファーをハナ差で抑え込みトップでゴールを走り抜けた。2着のサクラルシファーから1馬身1/4差の3着には、中団前目の位置から非凡な末脚を披露したセイウンタナビクが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたニューヨーカーが入線、さらに3馬身差の5着には、好位にいたベガブランが食い込んだ。2番人気のフルパワーは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって14着に敗れた。