日高山脈最高峰幌尻岳賞

レース展開

イヤサカが馬群を率いる形、直後の2番手にアルフレッドが取り付く

イヤサカが逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にアルフレッドが続く。その後ろ、ラヴリースケーター、シャノンアーサー、スターフェネックらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、オノマトペとモリデンタワーは中団前め。フェズンツアイは中団後方の位置取り。ピンチガチャンスは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置で悠然と構えるのはヴィルセキュリティとミニスター。シンガリにスツーカがいる隊列で最初のコーナーを通過。

日高山脈最高峰幌尻岳賞、スツーカが鮮やかな捲りを成功させて初白星を挙げる

先頭はスターフェネック、ラヴリースケーター、スツーカら3頭でリードは1馬身。モリデンタワーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立ったのはスツーカ。そのままスツーカが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、同じく途中から先頭に立ったラヴリースケーターが続き、2着とクビ差の3着には、同じく途中から先頭に立ったスターフェネックが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたシャノンアーサーが入線した。1番人気のモリデンタワーは絶好位にいたが見せ場なく5着に敗れた。