2歳

レース展開

リアライズソリッドが後続を引き連れる展開、その直後を追走するサミンバーニング

端を奪ったのはリアライズソリッド。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にサミンバーニングが続く。その直後、タクノリバーウィンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエンゼルストーリー。その1馬身後ろ、ザッツリンタックは中団前目。キシュウノユメは中団馬群の丁度真ん中を追走。クリスティーズは中団後方の位置。サミュエルベラミーは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはウィットウォール。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはヘリオスジョー。どん尻にアカギスターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サミュエルベラミーが中団後方から切れ味鋭い差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はリアライズソリッドでリードは1馬身。単独の2番手にサミンバーニングが続く。その直後、タクノリバーウィンが3番手。1馬身離れて、エンゼルストーリー、ザッツリンタック、キシュウノユメらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは2番人気のタクノリバーウィン。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいた1番人気のサミュエルベラミーが豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、3番手の位置から堅実な伸びを見せた2番人気のタクノリバーウィンが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から稟賦の負けん気を発揮してゴールまで力戦した10番人気のサミンバーニングが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたヘリオスジョーが入線した。