高山特別

レース展開

マイネルザウバアが隊列を引っ張る展開、その半馬身後ろにゴードンが続く

マイネルザウバアがハナを切り、半馬身のリードでレースを牽引。2番手にゴードンが続く。2馬身以上差があって、エスティームが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、マテンロウゴーストは好位に取り付く。その後ろ、ハウエバーが好位の一角を形成。先団後ろのポジションにいるのはアンジェリー。その1馬身後ろ、レンジャックマンは中団前目。プリエンプトとライクアエンジェルは中団馬群の真ん中を併走。アウステルリッツは中団後方の位置取り。その直後、リリーモントルーとアドマイヤスターが11番手。スパーキングジョイは後方6番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方7番手で折り合いをつけるのはメルヴィンカズマ、ラハトケレブ、キャリアベストら3頭。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはシャリオヴァルト。少し離れた最後尾にカラルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

高山特別、マテンロウゴーストが負けじ魂を発揮してゴール寸前の熾烈な競り合いを鼻差で物にする

先頭はマイネルザウバアでリードは1馬身。単独の2番手にゴードンが続く。そのすぐ後ろ、エスティームが3番手。その直後、マテンロウゴーストとハウエバーが4番手。1馬身離れて、プリエンプトとアンジェリーが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいた2番人気のマテンロウゴーストがひたひたと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったキャリアベストをハナ差で抑え込み勝利を掴み取った。2着のキャリアベストからハナ差の3着には、中団の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったリリーモントルーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく中団で直線を迎えたアウステルリッツが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたアドマイヤスターが食い込み、1番人気に推されたメルヴィンカズマは後方4番手からジンワリと末脚を伸ばしたそこから半馬身差の6着に敗れた。