’99ベストステッキ特別（9）

レース展開

ジョコンダクイーンが集団を率いる展開、直後の位置にカミノオージャが取り付く

ジョコンダクイーンがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にカミノオージャが続く。その直後、タカマツイナリワンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはタイセンアマゾン。その1馬身後ろ、ゼンノラシアンは中団前め。ニシノモナリザは中団馬群の丁度真ん中を追走。ローフティーアゲンは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、サッタークリークが8番手。そのあと、パンネビーノが9番手。エルカミノレアルは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でジックリと運ぶのはミランサミット。後方2番手の位置で末脚を温存するのはゴールドウイル。殿にアキノビクトリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99ベストステッキ特別（9）、カミノオージャが強みである先行力を駆使した堅実な競馬で3勝目を手に入れる

先頭はジョコンダクイーンでリードは1馬身。単独の2番手にカミノオージャが続く。その直後、タカマツイナリワンが3番手。1馬身離れて、ローフティーアゲンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたカミノオージャが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、8番手の位置から印象的な伸び脚で驀進した2番人気のニシノモナリザが続き、2着と2馬身半差の3着には、3番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張った1番人気のタカマツイナリワンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたローフティーアゲンが入線した。