カミノオージャ（1996年生、母アールグレー）

経歴

デビュー前

2歳（1998年）

12月18日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランドバイラックに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1999年）

2月15日、中7週で迎えた2戦目は、3歳戦のキンセンカ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた3戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストスパー特別（5）（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた4戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハッタレジェンドをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

8月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の’99ベストステッキ特別（6）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中尊徳騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月15日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の’99ベストステッキ特別（7）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中尊徳騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の’99ベストステッキ特別（9）（船橋ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山中尊徳騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニシノモナリザに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山中尊徳騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグローリーウイングを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って制した。

11月17日、中2週で迎えた10戦目は、晩秋特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山中尊徳騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、大師橋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山中尊徳騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月27日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中尊徳騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2000年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた13戦目は、春駒特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山中尊徳騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクローズカップに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月14日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の立春特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山中尊徳騎手（10戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のヒノデキングオーを半馬身振り切って5勝目を掴み取った。

3月7日、中2週で迎えた15戦目は、’00フレンドリースパー特別（3）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山中尊徳騎手（11戦4勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山中尊徳騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた17戦目は、水無月特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山中尊徳騎手（13戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のミネルバ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で山中尊徳騎手（14戦4勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の文月特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山中尊徳騎手（15戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月22日、中7週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のセプテンバー特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で山中尊徳騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

10月25日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のオクトーバー特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で山中尊徳騎手（17戦4勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、秋暁特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で山中尊徳騎手（18戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のノベンバー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で山中尊徳騎手（19戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた24戦目は、’00フェイスフルレイン特別（7）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で山中尊徳騎手（20戦4勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5歳（2001年）

1月9日、中2週で迎えた25戦目は、’01フレンドリースパー特別（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で山中尊徳騎手（21戦4勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月21日、約10か月半の休養明けで迎えた26戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の茜浜特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた27戦目は、’01フェイスフルビット特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた28戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の初夢特別（船橋ダート1700m 小雪/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた29戦目は、白梅特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキーモーニングから5馬身差の2着となった。

2月26日、中3週で迎えた30戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月17日、中6週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の爽春特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

5月6日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の五月会盃（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた33戦目は、麦秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の青葉特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったゼンノタイフーンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の水無月特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったゼンノタイフーンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月18日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦のアレキサンドライト特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマキバアラシを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7歳（2003年）

2月11日、約7か月の休養明けで迎えた37戦目は、駿麗特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4月10日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、卯月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。