’00フレンドリースパー特別（3）

レース展開

ゲンパチミラーが一団を引っ張る形、そのすぐ後ろにビリケンジャックが続く

ゲンパチミラーが主導権を握り、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にビリケンジャックが続く。そのあと、カナハラサンライズが3番手の絶好位につける。続いて、ミスヒテンは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはツルマイボブ。その1馬身後ろ、カミノオージャは中団前め。スプリングビオラは中団馬群の真ん中あたりを追走。マルタカラッシャーは中団後方の位置。その後ろ、ヘンリーフォンテンが9番手。ビブラビブレは後方5番手で前方各馬を見ながらの競馬。ステートリーシチーは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはグローリーキング。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはニキフィールズ。どん尻にゴールデンスパークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’00フレンドリースパー特別（3）、カナハラサンライズが天与のレースセンスを活かした見事な立ち回りで久々の勝ち星

先頭はゲンパチミラーでリードは1馬身。単独の2番手にカナハラサンライズが続く。その後ろ、カミノオージャが3番手。そのすぐ後ろ、ビリケンジャックが4番手。1馬身離れて、スプリングビオラが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のカナハラサンライズがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったニキフィールズを半馬身退けてトップでゴールに入った。2着のニキフィールズから半馬身差の3着には、3番手の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったカミノオージャが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、逃げ粘ったゲンパチミラーが入線、さらに1馬身半差の5着には、先行勢の後ろにいたスプリングビオラが食い込んだ。2番人気のビリケンジャックは好位にいたが最後一杯になって9着に敗れた。