ビリケンジャック（1995年生、母ハシノグランデイ）

ビリケンジャック（1995年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセントシーザー（当時13歳）と交配したハシノグランデイが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北冠牧場。戦績は、地方39戦9勝2着9回。1998年の夏草特別に勝利した他、1998年の新緑特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤二郎厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

4月23日、デビュー戦は對馬宏昭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で對馬宏昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、3歳（岩見沢ダート900m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリクパワーから3馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレッシュペリーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月9日、中5週で迎えた5戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイリジアムから1馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田和久騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダブルスコアに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月30日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のパットインパクトに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（1998年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーキングに2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

5月6日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカミナリダンサーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの新緑特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山田和久騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウモンスーンに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのカノープス特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの夏草特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドサンボーイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンのペガサス特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和久騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた14戦目は、シャクシャイン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和久騎手（9戦5勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、旭川レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和久騎手（10戦5勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和久騎手（11戦5勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた17戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田和久騎手（12戦5勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた18戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山田和久騎手（13戦5勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山田和久騎手（14戦5勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。16着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、星置川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田和久騎手（15戦5勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、苗穂特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山田和久騎手（16戦5勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた22戦目は、穂別特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山田和久騎手（17戦5勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のメリーブロンテに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月1日、中2週で迎えた23戦目は、清畠特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で山田和久騎手（18戦6勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、NOSAI日高特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1999年）

2月19日、中9週で迎えた25戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、白梅特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロックシンガーからクビ差の2着に甘んじた。

3月9日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴンゲンプリンスからクビ差の2着に甘んじた。

3月28日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクダンスから2馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のダイジュワールドに4馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

9月3日、中1週で迎えた30戦目は、宝登山特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノシラオキに半馬身の差をつけて制した。

9月15日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦のサファイア特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた32戦目は、オクトーバー特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた33戦目は、白秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンプリンスからハナ差の2着に甘んじた。

11月17日、中3週で迎えた34戦目は、ノベンバー特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた35戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、ミレニアム特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったウエブスターを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5歳（2000年）

1月16日、中1週で迎えた36戦目は、睦月特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた37戦目は、白富士賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた38戦目は、’00フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったウィンアドヴァンスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月7日、中2週で迎えた39戦目は、’00フレンドリースパー特別（3）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。