ニキフィールズ（1995年生、母ジヨージエンジエル）
Niki Fields
1995.05.14
ニキフィールズ（1995年5月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時18歳）と交配したジヨージエンジエルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は久井牧場。戦績は、地方42戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年の師走特別(一般B2二 B3一)。
経歴
デビュー前
岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（1998年）
1月4日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。
2月11日、中4週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトートチェーサーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3月17日、中4週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったケイシュウレパードに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
4月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の’98ベストステッキ特別（1）（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。
4月29日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
5月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のミズノブライトを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。
5月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
6月13日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。
4歳（1999年）
4月29日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルヒーローに2馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。
5月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサオクィーンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月6日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。
6月16日、中0週で迎えた13戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7月15日、中3週で迎えた14戦目は、夕涼み特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のローマンエトランゼに2馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
7月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、潮騒特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。
8月17日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた16戦目は、葉月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。
8月28日、中1週で迎えた17戦目は、コスモス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月17日、中2週で迎えた18戦目は、秋涼特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。
10月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、秋冷特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったノースキングに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
10月21日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の丸子橋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（11戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月19日、中3週で迎えた21戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（12戦2勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
12月16日、中3週で迎えた22戦目は、円良田湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（13戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったラックサウンドからクビ差の2着となった。
12月27日、中1週で迎えた23戦目は、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（14戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
5歳（2000年）
1月21日、中3週で迎えた24戦目は、紅梅特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（15戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したラックサウンドにクビ差届かず2着に甘んじた。
2月14日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の立春特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（16戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた26戦目は、’00フレンドリースパー特別（3）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で張田京騎手（17戦2勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したカナハラサンライズに半馬身届かず2着となった。
4月3日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のエイプリル特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で張田京騎手（18戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
7月5日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、盛夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンオペラからクビ差の2着となった。
7月26日、中2週で迎えた29戦目は、’00フレンドリーサドル特別（4）（船橋ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（19戦2勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。
8月21日、中3週で迎えた30戦目は、めのう特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。
9月16日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の秋草特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入った。
9月26日、中0週で迎えた32戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
10月26日、中3週で迎えた33戦目は、’00フレンドリーサドル特別（5）（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
11月28日、中4週で迎えた34戦目は、’00フレンドリーサドル特別（6）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
12月20日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、4着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた36戦目は、師走特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のテルシゲに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
6歳（2001年）
1月10日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、ハンデ戦のガーネット特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（12戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
10月11日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた38戦目は、’01フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（13戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
11月7日、中3週で迎えた39戦目は、一般B2二（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
11月20日、中1週で迎えた40戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
12月19日、中3週で迎えた41戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、’01フェイスフルホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。
7歳（2002年）
1月4日、中1週で迎えた42戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のいけずき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。