レース展開

トミヒサボスが後続をリードする展開、その直後を追走するカネマサヘイロー

トミヒサボスが端をきる恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にカネマサヘイローが続く。そのすぐ後ろ、ゴールドアフリートが3番手の絶好位につける。その直後、ワシントンヴェルデは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはイズモテイオー。その1馬身後ろ、ニキフィールズは中団やや前。ラウンドノートは中団馬群の丁度真ん中を追走。フロントフォンテンとビューティスピードは中団後方の位置。マキバスパイラルは後方5番手に待機して機をうかがう。ローラントレバリーは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方2番手の位置で脚を溜めるのはベルグキャットとラパンアジル。シンガリにタニノゴットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’01フェイスフルホイップ特別、タニノゴットが自ら動き出す新種果敢な取り口で久しぶりの勝利

先頭はトミヒサボスでリードは1馬身。単独の2番手にワシントンヴェルデが続く。そのあと、ゴールドアフリートとカネマサヘイローが3番手。1馬身離れて、タニノゴットが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける13番人気のトミヒサボス。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろまで進出していたタニノゴットが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、逃げ粘ったトミヒサボスが続き、2着とアタマ差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったワシントンヴェルデが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えた1番人気のカネマサヘイローが入線、さらに1馬身差の5着には、9番手にいたビューティスピードが食い込んだ。2番人気のゴールドアフリートは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。