’99ベストステッキ特別（7）

レース展開

シャインルーブルが馬群を率いる形、直後の2番手にドラゴンエンペラーが取り付く

ハナに立ったのはシャインルーブル。後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にドラゴンエンペラーが続く。その直後、トルネードが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはシンシン。その1馬身後ろ、タカネエイトは中団前寄り。リュウンパワーは中団馬群の真ん中を追走。プランリュンヌは中団後方の位置取り。そのあと、トラベルライトが8番手。続いて、ローフティーアゲンが9番手。ラッキーテイオーは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手で腰を据えて運ぶのはカミノオージャ。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはシルクブロンディー。殿にアキノビクトリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99ベストステッキ特別（7）、ドラゴンエンペラーが天稟のレースセンスを活かした巧みな内容で待望の初勝利を挙げる

先頭はシャインルーブルでリードは1馬身。単独の2番手にドラゴンエンペラーが続く。そのすぐ後ろ、プランリュンヌが3番手。1馬身離れて、タカネエイトが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のドラゴンエンペラーが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、3番手の位置から卓抜した伸びを見せた2番人気のプランリュンヌが続き、2着と2馬身半差の3着には、逃げ粘ったシャインルーブルが入った。そこから2馬身遅れた4着には、9番手で直線を迎えたラッキーテイオーが入線した。