2歳新馬

レース展開

エーティーダンガンが一団を率いる形、そのあとにキマモリが取り付く

エーティーダンガンが端を奪い、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にキマモリが続く。その直後、ステージジャンプとアメリカンドリームが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、タガノトネールとコスミックワンダーは中団やや前。マイネアラベスクは中団馬群の真ん中あたりを追走。ハリウッドミューズとハギノブシドウは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはデンコウウンリュウ。シンガリにハイカムとトリロジーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タガノトネールが中位から一際鋭い決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はエーティーダンガンでリードは1馬身。単独の2番手にデンコウウンリュウが続く。その直後、キマモリ、アメリカンドリーム、コスミックワンダーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはコスミックワンダー。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた2番人気のタガノトネールが勢いよく末脚を伸ばしてコスミックワンダーを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを駆け抜けた。2着のコスミックワンダーからクビ差の3着には、3番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったアメリカンドリームが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた11番人気のデンコウウンリュウが入線した。1番人気のステージジャンプは後方3番手にいたがあとひと伸びが足りず6着に敗れた。