ホンコンジョッキークラブトロフィー

レース展開

メイショウマリアが全馬を率いる形、その直後に続くスーパーウーマン

先頭を走るのはメイショウマリア。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にスーパーウーマンが続く。そのすぐ後ろ、ダイワチャーム、テイクバイストーム、スイートブレナムらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、スイートカルタゴとラヴドシャンクシーは中団前目。マジックビクトリアは中団馬群のど真ん中を追走。シェリルピンクとノースリヴァーは中団後方の位置取り。後方5番手でジックリと折り合いに専念するのはパパラチアとスパニッシュソウル。後方2番手の位置で力をタメるのはフレンチムスメ。どん尻にリーベストラウムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ホンコンJCT、リーベストラウムが疾風の様な豪脚を披露して前方の馬達を一気に交わす

先頭はメイショウマリアでリードは半馬身。2番手にスーパーウーマンが続く。そのあと、ダイワチャーム、テイクバイストーム、スイートブレナムらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、8番手から抜け出したのはマジックビクトリア。そのまま押し切るかに思われたが、最後方にいたリーベストラウムが次元の違う末脚を弾けさせ前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団後方の位置から迫力のある伸び脚で猛進したマジックビクトリアが続き、2着と半馬身差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったラヴドシャンクシーが入った。そこからハナ差遅れた4着には、好位で直線を迎えた2番人気のダイワチャームが入線、さらにハナ差の5着には、逃げ粘ったメイショウマリアが食い込んだ。